他のスポーツバイクにはないS8cbの特徴(その２)

S8cbの特徴といえば、やはりカーボンベルトでしょうか。

スポーツバイクは本来、「速く走れる」というのがスポーツバイクのスポーツたる所以ですが、速く走るには軽量化と空気抵抗と路面抵抗が重要な要素になります。

一見金属でできたチェーン駆動より、より軽いベルト駆動のほうがスポーツバイクの要素に合致するようにみえますが、なぜいままでベルトが採用されなかったのでしょうか？

それはやはりベルトの剛性にあると思います。従来のベルトでは力をタイヤに伝える効率という意味で劣っていました。（この効率を伝導率といいます）

ブリジストンが開発したカーボンベルトは伝導効率より高まったといわれています。カーボンを素材に加えることでスポーツバイクでも十分ロスせずに使えるようになった。いわば、軽量化と同時に伝導率も上げたという技術です。

また、カーボンベルトはチェーンと違い注油が要らないというのがいいです。これはメンテナンス性だけでなくて
意外にしられていない副産物があります。スポーツバイクに乗っていてよくおもうのが、ママチャリと違いチェーンがむき出しになっているということです。かならず裾バンドなどで裾を巻き付けて自転車にのらないとチェーンの油で汚れてしまいます。

こういった面でもスポーツバイクに採用されたカーボンベルトはいいと思います。

ブリジストンサイクル ordina S8cb 価格：89,800円 （税込、送料込）

他のスポーツバイクにはないS8cbの特徴(その１)

ordina S8cbを特徴づけているもののひとつに「内装変速機」があります。
これは他のordinaにはありません。

これがスポーツバイクに組み込まれることによって何のメリットがあるのでしょうか？

写真の後輪軸をみるとわかるように、まるでピストバイクのようにおしゃれで、すっきりしたデザインになっています。

こういった見た目のデザインだけでなく、大きなメリットがあります。

スポーツバイクに乗らないと分からないこと。
それは、チェーン外れです。
ママチャリはチェーンはむき出しになっていなく、しっかりとカバーでガードされていますが、一般のスポーツバイクはそうではありません。大抵、むき出し状態です。

するとどうなるかというと、、、
自転車が倒れたときに、よくチェーンが外れてしまいます。
とくに右側に倒れた場合に。


わたしも、チェーン外れの経験をして、何回か泣かされました。
それも、チェーンが外れるのは後輪で、あのごじゃごじゃしてディレーラーとよばれる部品がついて部分です。

わたしは、いまだに元の戻すのに四苦八苦。
かならず、手が油でドロドロになってしまいます。

S8cbはスポーツバイクにはめずらしい「内装変速機」。
つまり、ディレーラーとかそういったゴジャゴジャした部品が全部なかにコンパクトに入っていて、外れることがありません。これだけでも、とくにスポーツバイク初心者にはいいとおもいます。

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